バスタールササクレヤモリ(Paroedura bastardi)は、マダガスカル原産の小型のヤモリの一種です。彼らは主に夜行性で、夜間に活動する生態を持っています。
温度や湿度をあまり気にしなくても良い、丈夫な初心者向けのヤモリです。
分類
分類: ヤモリ科
属:ササクレヤモリ属
学名: Paroedura bastardi
英名: Mocquard’s Madagascar Ground Gecko、Madagascar Spiny-tailed Gecko
特徴
- 外見
- 体長: 成体は約10〜13cmの大きさになります。
- 体色: 体色は茶色や灰色を基調とし、不規則な斑点模様が特徴的です。これにより、自然環境でのカモフラージュが可能です。
- 体型: スリムで細長い体型をしており、尾も比較的長いです。

Mocquard’s Madagascar Ground Gecko (Paroedura bastardi)
- 分布と生息地
- 生産地: マダガスカル固有の種で、特に乾燥した森林地帯やサバンナ地域に生息しています。
- 自然環境: 森林の地表や低木、落ち葉の中などで見つかることが多いです。
- 行動
- 活動時間: 夜行性で、昼間は隠れ家で休み、夜間に活発に活動します。
- 性格: 比較的おとなしい性格ですが、捕食者から逃れるための素早い動きも得意です。危険が迫ると大きく口を開けたり警戒声を出したりします。
飼育環境
ケージ
- サイズ
- 素材
- ガラス製やプラスチック製のケージが適しています。上部に通気口があるものが望ましいです。
床材
- 選択肢
- ココナッツファイバー、樹皮チップ、砂などが適しています。ヤモリが潜れるような柔らかい床材を使用します。
- 深さ
- 床材は少なくとも2〜3cmの深さに敷きます。ヤモリが掘ることができるようにしておきます。
温度と湿度
- 温度
- 日中の温度: ケージ内の温度は摂氏24〜28度(華氏75〜82度)を維持します。
- バスキングスポット: バスキングスポットの温度は摂氏30度(華氏86度)に設定します。
- 夜間の温度: 摂氏20〜22度(華氏68〜72度)に下げます。
- 湿度
- ケージ内の湿度は50〜60%を保ちます。定期的な霧吹きや湿度計を使用して管理します。
照明
- UVB照明
- UVBライトは必須ではありませんが、健康維持のために設置することをお薦めします。12時間で切り替えられるタイマーがあると便利です。
- 照明タイマー
- 自然な昼夜サイクルを維持するために、照明タイマーを使用します。
隠れ家
食事
水と水場
- 水場
- ケージ内に浅い水皿を設置し、常に新鮮な水を提供します。水皿は清潔に保ち、毎日交換します。
健康管理
- 観察
- 毎日観察して、食欲や活動レベルの変化、皮膚の異常などがないか確認します。
- 定期的な清掃
- ケージ内を清潔に保ち、床材の交換や隠れ家の清掃を定期的に行います。
ハンドリング
- 扱い
- 扱いには注意が必要です。特に警戒心の強い個体は、無理に触れようとせず、自然に慣れるのを待ちます。定期的なハンドリングで慣らしていくと、ストレスを減らすことができます。
特記事項
- 栄養補給
- バスタールササクレヤモリはカルシウム不足になりやすいため、カルシウムサプリメントを定期的に与えることが推奨されます。
- 健康チェック
- 皮膚の状態や脱皮の様子を観察し、異常があれば早めに対応します。
バスタールササクレヤモリは、その独特な外見と飼いやすさから、ペットとしても人気がありますが、適切なケアと環境提供が求められます。野生個体の捕獲は絶対に避け、飼育下で繁殖された個体を購入するようにしましょう。


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